フランスの風習と占い


4月1日のパーティの中心は、なんといっても魚です。


たいていはセルロイド製の魚か、魚藍で、中にはぎっしリキャンディが詰まっています。


この日キャンディを食べるのはフランスから発した風習で、これは中身になにを入れたかわからず、偽装に適しているからです。


料理もすべて偽装式のペテン料理を使うのが普通でした。


一例としてクララ・E・ラップリンの『接待法大全』から、四月馬鹿日パーティの典型的な献立表を抜き出してみましょう。


「まず蕎芭の葉のうえに緑色の大きな胡椒の実をおき、あたかもサラダのように見せかけて、じつは、その内部に牡蠣雑炊が入れてある。


つぎに大皿に盛り上げた焼きポテトーに見せかけて、じつは甘麺鉋と菌のはやし煮を盛りつける。


焼難肉を半円饅頭からしラスクペリイ・アイスと芥子焼きの蟹のように見せる」。


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