金をとる漁師になろう! 6
しかも、場所もよい団地の価格は買値の三〇〇〇万円あまりからすでに二倍以上に上がっている。
この男は、転勤時に貸家を一軒持つ、というサラリーマン最高の漁期、漁場と漁法を生かし、わずか四年間で大きな資産を築くのに成功した。
そんな目で周りを見れば、サラリーマンをしながら財産を築き上げ、堂々たる人生を送る知人がいる。
「あの人、そんなにたいして仕事をしなかったのに」と釈然としない人もいるが、振り返ってみれば、その多くが自分の置かれた環境、状況、そして時流を最大限に生かした漁場と漁法、それに最高の漁期を知る男たちであった。
毎日、わずかの金利の差を計算しているより、あと一、二年後に転勤がありそうなら、その転勤を利用して何ができるか、それをじっくり考える方が先決だ。
それまでに少し無理をしても不動産を入手しておきたいのなら、休日に不動産の下調べをするほうが実りが多いにちがいない。
また、いざというときに金が借りられるように「財形」に入るとか、銀行に信用を積んでおくことが、目先の一パーセントの金利の差より重要だ。
やはり、日ごろの積み重ねが重要というのはこのことにありますね。