長い冬の時代 4


ニクソン大統領はドル防衛策を打ち出し、10%の輸入課徴金を発表し、さらに73年2月には変動相場制へと移行させました。


そんな環境下にあったので、マグロ缶詰に対するアメリカ側の措置は、「形を変えた輸入制限」と考えざるをえませんでした。


・・・いずれにしても、マグロ缶詰の返品が相つぎ業界の大恐慌に見舞われたのです。


これらの事件に先立つ69年11にはチクロ(人工甘味料)の全面使用禁止事件があり、チクロを使用したフルーツ缶詰や魚類の味つけ缶詰の大量廃棄問題が発生。


その痛手がまだ尾を引いていました。


チクロはJASで使用が認められていましたが、アメリカにおける動物試験の結果発癌性が認められる、と発表されてから、日本の厚生省が突然使用を禁止しました。


70年9月での猶予期間が設けられましたが、10月に在庫されていたものは、すべて廃棄処分になりました。


このとき、メーカー、問屋、小売店は、おのおのの在庫品の損失をいかに分担するかをめぐって、もめにもめていました。


のちにチクロの発癌性問題はえん罪だったと発表されましたが、ひき続き使用禁止の状態にあります。


環境のなかのさび


さびによる事故を起こせば、その工場は停止します。


将来のことを思えば、なおさらです。


たとえば、エネルギー供給の将来が論じられることが多い割には、水素エネルギー・地熱発電・MHD発電・核融合などに使用する金属材料の腐食問題に関心が高いとはいえません。


それぞれに特有な環境条件に耐える材料の発見と、その保守法の確立が、すべての前提です。


現代では、ロートアイアンなどのようなものとしてあらゆるところで使用されていますね。


さびは、さまざまの場合に起こりうるものです。


そして悪くすると、さびはきわめて危険な事態を引き起こしうるものです。


さびを考えるための基本的な条件をここで述べておきましょう。


金属がさびたりさびなかったりすること、またはその程度や進行の速さは、その金属が存在する周囲の条件(環境)によって決まるのです。


長い冬の時代 3


マグロは自然の状態で水銀を含有していて人体に有害ではないと考えられていたので、アメリカの急なガイドライン設定に、業界は大きな衝撃を受けました。


やがて輸入検査が始まり、引き取り拒否が相つぐと、事態の深刻さを認識しなければならなくなりました。


・・・さらに追い討ちをかける事件が、翌71年4月に発生しました。


「デコンポーズ事件」でした。


デコンポーズは、変質とか腐敗を意味しています。


FDAは輸入検査で日本製のマグロ缶詰に対して魚肉の変色があり臭いがよくないと判定し、不合格の烙印を押しました。


返品の原因が「ガイドラインより水銀含有量が多い」から「デコンポーズ」に変わりました。


当時は日米経済戦争のさなかでした。

長い冬の時代 2


輸出産業の不安定性をいち早く見通して、国内販売に転換した稲葉食品の苦節17年・・・


そしてそれを成功させた営業マンの努力を、ここに記そうと思います。


アメリカの強烈パンチ業界では時として予想だにしない突発的な事件によって、長い苦難の道を歩かされることがあります。


1969年から74年に起きた一連の事件は、輸出依存型だった日本のマグロ缶詰業界に、強烈なパンチを見舞いました。


その頃は、マグロ缶詰というと輸出商品の花形で、実函で3百万箱を輸出していて国内販売の数量より多かったのです。


・・・ところが1970年12年15日、アメリカFDA(食品医薬品局)のエドワード長官が、緊急記者会見を開いて重大な発表を行なりました。


「輸入マグロの水銀含有量テストを行ない、水銀含有量が0・5PPm以上の荷口の通関を拒否する」


・・・という寝耳に水の通達でした。


長い冬の時代


市場対応型に改め、消費者ニーズを経営に素早く対応させるとともに、スモール・イズ・ビューティフルの分権化によって、社内の活性化を図ろうとしています。


減量化のつぎにくるのは、攻撃型の組織です。


大洋漁業は減量化の一段落を機に、明日へ向けて力強く歩み出そうとしているのです。


水産会社は、いち早く国際化の洗礼を受けたのですが・・・


それにしても200カイリ問題がこれほどまでに大きな影を落としていました。とは、一般にはあまり知られていないと思います。


拡大一途にあった大洋漁業の国際環境急変への対応は、まさに壮絶なドラマであり、減量化の歴史でもありました。


マンモス企業の舵取りは、小企業ほど迅速には進められないものです。


長い冬の時代を耐え抜いてきた大洋漁業の明日へのバネは、強くたくましく鍛えられているにちがいないと思いました。


フランスの風習と占い


4月1日のパーティの中心は、なんといっても魚です。


たいていはセルロイド製の魚か、魚藍で、中にはぎっしリキャンディが詰まっています。


この日キャンディを食べるのはフランスから発した風習で、これは中身になにを入れたかわからず、偽装に適しているからです。


料理もすべて偽装式のペテン料理を使うのが普通でした。


一例としてクララ・E・ラップリンの『接待法大全』から、四月馬鹿日パーティの典型的な献立表を抜き出してみましょう。


「まず蕎芭の葉のうえに緑色の大きな胡椒の実をおき、あたかもサラダのように見せかけて、じつは、その内部に牡蠣雑炊が入れてある。


つぎに大皿に盛り上げた焼きポテトーに見せかけて、じつは甘麺鉋と菌のはやし煮を盛りつける。


焼難肉を半円饅頭からしラスクペリイ・アイスと芥子焼きの蟹のように見せる」。


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法の権威失墜と教科書 2

裁判所の姿勢、"国民には積極主義を、官憲に対しては消極主義を"と、行政に"追従"して回る。

これこそ、権威を失墜せしめていることに気がつかないのか。

果して百人の学者のうち、一人いるかいないか解らない"極説"を採用してやめない裁判所。

官憲の利益のためには、国民の利益(自由と公平、プライバシーの保護、基本的人権、幸福追求権、憲法上の保障、生存権すら未来永劫に、民主主義そのものを)否定してやめない。

そういう裁判所の姿勢なのである。


なんというか、こういったところが、まだまだ日本が真の先進国でないところの一つですね。

法の権威失墜と教科書 1

日本の法の権威が失墜している中、教科書はどうなっていくのでしょうか。


真の国民の奉仕者たらんとして、果せなかった松橋忠光氏の安穏を願うのみである。

この世の中にあっては、これらの人々は「"正常"でない者」なのだ。

もちろん私自身も含めてである。

これらのことは在野の法曹人にもいえるようだ。

暴力団の顧問弁護士がいる。

詐欺商法の顧問弁護士もいる。

そして、顧客との職業上の信頼関係と約束を一方的に破って祁手方の代理人となってやめない弁護士をも知っている。

こういう世の中なのである。

金をとる漁師になろう! 7

あらゆる蓄財の基本は、勤勉、節約、向上心といった不易の性格であろう。

しかし、社内の同僚や知人をみると、人間は性格によって金を蓄め、作る知恵にはちがいがあるようだ。

つまりどうも小金を貯める知恵、中金を作る知恵、そして大金を築く知恵には、同じ知恵といっても大きな違いがあるようなのである。

それは生み出す金の大きさで必要な知恵、漁場、漁法と漁期が異なっているからであろう。

サラリーマンは毎日財テクに神経を使っていられない。

本業をおろそかにしかねない短期の投機より、数年に一度来るチャンスを、ゆっくり仕込んで待つのがいい。

いわば、仕掛けて自分の漁場で待つ定置網の漁法である。

転勤を嘆いていないで、仕掛けてきた自分の網にどんな大物がかかってくるか、配所で、じっくり果報を寝て待つ余裕がほしい。

しがないサラリーマンと思っていたのが、発想を変えてみれば、この宮仕え、「サラリーマンの特権」とさえいえる大漁の漁場が身の回りに眠っているかもしれないのだ。

やはり、基本を大切に、そして、経験をたくさん積んで分析する目を養うことがお金を作るのに必要なのかもしれません。

野菜は食べ過ぎて悪いものじゃない

外食利用のときも、次のことを守りましょう。

①主食、主菜、副菜を組み合わせる

②品数を多く(とくに野菜を多く)

③量はほどほどに

お寿司や、つなぎの場合は、野菜はほぼゼロですが、といってお店に野菜ものを注文するのも無粋な話。

次の食事で心して野菜を食べればよいのです。

中食(持ち帰りの総菜やお弁当)を利用することも多くなりましたが、そのときは主菜だけを買ってご飯と副菜は自分で、とか、寿司や丼もののときは手作りの野菜の一品と汁ものをプラスするとよく、こうすれば栄養バランスが整うし、満足感も違うと思うのです。

さらに、サラダを買ったらトマトを添える、味の濃い煮物にはすりゴマを振るとか糸コンニャクを入れて煮直す、卵でとじるのもよく、素材を買ったつもりでわが家風にアレンジを、ということです。

それでも足りなければモリンガなどのビタミンサプリも有効な方法です。